2020年に開催して以来、2回目の開催となる「ZINE+」(ジンプラス)展。
ZINEとは個人で制作した冊子のこと。名前の由来は「magazine(雑誌)」が語源と言われています。
石巻在住の哲学者で詩人の奥堀亜紀子さん、作家の福田美里さんとSoftRibさん、mado-beyaのちばふみ枝の4人が各々のテーマで制作したZINEにプラスして、その内容にちなんだ作品を併せて展示します
*第1回目の様子はこちら→「ZINE+」展
【展覧会名】mado-beya企画 第10回目 「ZINE+」展 vol.2
【会期】2022年6月11日(土)-8月7日(日)
【日時】毎週土・日曜のみ/11:00-18:00(入場無料)
【会場】mado-beya(〒986-0822 宮城県石巻市中央2-4-3 石巻のキワマリ荘2階)
【出品作家】奥堀亜紀子/福田美里/SoftRib/ちばふみ枝
※新型コロナウイルス感染症対策の観点から、会期や時間が変更となる場合がございます。
■■■ご来場予定のお客様へのお願い■■■
石巻のキワマリ荘およびmado-beyaでは現在、新型コロナウイルスなどの感染症予防及び感染拡大防止のため、以下の対策を実施しております。お手数をおかけいたしますが、ご協力のほどお願い申し上げます。
・発熱(37.5℃以上)や風邪の症状がある方、咳が続くなど体調に不安のあるお客様は、ご来場をご遠慮ください。
・建物入口に消毒液を設置しておりますので、ご入場の際に手指消毒をお願いいたします。
・会場内ではマスクの着用をお願いいたします。
・会場内での飲食は禁止とさせていただき、長時間の滞在をご遠慮いただいております。
・有事の際にご連絡ができますように芳名帳へのご記帳をお願いいたします。
また、石巻のキワマリ荘の管理・出品アーティストにおいては、マスクの着用を徹底するとともに、管理担当以外は特別用事がない限り在廊いたしません。
会場の換気は1時間に1回程度行い、家具、ドアの引手、階段手摺など多くの方が手を触れる場所には、定期的に消毒清掃を行います。
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★mado-beyaについての詳細はこちら
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【作者】奥堀亜紀子
【タイトル】蕎麦の思い出
【制作年】2022年
【作者】奥堀亜紀子
【ZINEタイトル】竹田君の話(LIFEWORKERS 2022年夏号)
【制作年】2022年
作者コメント:
「生きるとは何か」を考えた時、思考を掘り下げて出てくる問いすべてに対して誠実に気が付くことができるならば、そこには実に多くの問いが浮かんでいる。暗闇と光、死と生、存在と不在。私たちは相反する事柄に苛まれながら、それらが重なった時に見えてきた景色、湧き出てきた疑問、生じてきた感情を記憶に変えて生きている。子どもの頃に見たお月さま、賑やかな陽気の花まつり、蕎麦の思い出、ふるさと。『竹田君の話』は、私自身が友人を失くして12年の歳月を過ごし、初めて表現できた作品たちを集めてつくった哲学的詩集である。
【作者】福田美里
【タイトル】光に手をかざして(原画)
【制作年】2021年
【作者】福田美里
【ZINEタイトル】Your Friendly Neighborhood Zine
Summer 2022 issue no.2
【制作年】2022年
作者コメント:
自分が鑑賞した映画やドラマ、漫画や演劇などの感想を写真と共にまとめたZINEです。
“Your Friendly Neighborhood”とは、スパイダーマンの名乗り口上であり、有名なキャッチフレーズの1つ。
和訳すると「親愛なる隣人」という意味だ。この言葉はスパイダーマンからニューヨークで暮らす人たちへのメッセージでありながら、同時にスクリーンの向こうにいる私たちへと向けられたメッセージでもある。
Issue no.1は2020年の秋頃に作成した。あれからもうすぐ2年になる。ほんの少ししか刷らなかったので、持っている人はレアです。
手にとってくださり、ありがとうございます。
あのZINEをきっかけに、言葉と向き合ったり、作品を批評的に考えることが好きになっていった。
あなたの側で静かに佇む親愛なる隣人は何か。考えながら読んでくれたら嬉しい。
【作者】SoftRib
【タイトル】やさしいおばけのともだち
【制作年】2021年
【作者】SoftRib
【ZINEタイトル】やさしいおばけを探して
【制作年】2022年
作者コメント:
普段から見ている世界の中に、もしも「おばけ」というものが存在していたら、きっとそれは自分たちをやさしく見守っているのかもしれないと思い、制作しました。
【作者】ちばふみ枝
【タイトル】左:untitled (紫花柄トレー)/右:untitled (めがねと柄物のトレー)
【制作年】2022年(撮影:2021年)
【作者】ちばふみ枝
【ZINEタイトル】海とカモシカ03
【制作年】2022年
作者コメント:
津波で被災した実家の整理や片付けをする過程で記録した写真を構成。2019年から撮影を開始し、海が近くカモシカも散歩に来る実家の立地にちなんだタイトルを冠し、シリーズ写真として展開しています。なかなか捨てられないものたちも、写真に残し作品化することによって気持ちの整理を行うきっかけにしています。
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